引き続き前回の記事(再びペニス脱になったラッピー先生 Part1)のつづきを書いていこうと思います^^
11月10日(水)
一度元に戻していただいたものの再びペニス脱になり、またまた動物病院のお世話になることになったラッピー先生。
診ていただくと、また出てきちゃったか~と先生もどうしようかな…と少しお悩みの様子で、おそらく皮の部分の傷跡が治っていないために気になって歯で刺激してしまい、その結果またペニス脱になってしまっている。また麻酔をかけて元に戻しても出てきてしまう可能性が高いので、まずは皮の傷を治すことに専念しましょうということでした。(ペニス自体はうっ血しておらず正常の色なのでそれはいいですねと言われちょっと安心)
なのでなるべく刺激しないようにエリザベスカラーをつけてみましょう、ということになり、先生が作ってくださったミニサイズのエリザベスカラーをラッピー先生に着けようとしたのですが…やはりラッピー先生は暴れて一瞬着けられてもすぐに脱げてしまいます!
その場では着けられなかったのですが先生曰く最初はみんな嫌がるけれど諦めてそのまま着けるようになるので、自宅で着けてみてくださいということでエリザベスカラーをいただいて帰ってきました。

また、軟膏の方も今までの水分量が高いタイプではなく、もう少し固いテクスチャーのワセリンぽい軟膏を処方していただきました。

こちらの方がペニスを包み込む感じになるので今までより気にしてツンツンしなくなるかも、というお話でした。
この日の費用はこんな感じ。

帰ってきてからエリザベスカラーを着けられないか試してみたもののやはり難しく…練習で梨が入っていたかなり柔らかい発泡スチロールみたいな素材でエリザベスカラー的なのを作り、ラッピー先生の首に通してみたものの「ギャー!!」と叫んですごい勢いでブルアッ!とひっくり返って暴れてしまい、これはやっぱり無理かも(むしろこれで死ぬ?)…となりました。
エリザベスカラーが着けられないなら、それ以外の方法で補填するしかない!となり、次の日から軟膏&オリーブオイルの回数を1日4回に増やすことにして、仕事以外の時間はなるべく常にラッピー先生の様子をこまめに見て、ツンツンしていたら止めるようにしました。
11月11日(木)
(すみませんこの日の写真ありませんでした)
このあたりになるとラッピー先生も飼い主も、お尻の軟膏タイムに大分慣れてきました。ペレットなどを細かく砕いたものを夫の手に乗せ(そのままだとラッピー先生が持って逃げてしまうので必ず細かく砕きます)、ラッピー先生が夫の手(腕)の上に乗るので、そこを私が指で軟膏を塗る、という形がラッピー先生的にも一番落ち着くみたいです。
最初は嫌がって逃げていたりしたのがこの頃になると諦めたのか文句を言いつつも大人しく塗らせてくれるようになりました。
また、ラッピー先生はオリーブオイルがお好きらしいということが分かったので(オリーブオイルを塗ると悪くないですね…みたいな気持ち良さそうな目になって少し大人しくなります)、まずは直に軟膏を塗り、次にオリーブオイル多めに軟膏を少し混ぜて塗り、その際に優しくチンを戻すように押したり…と工夫するようにしました。
しかも、新しくいただいた固めの軟膏がラッピー先生と相性がいいみたいで、最初の軟膏より嫌がらなくなり、塗った後のツンツンも少なくなりました。
1日4回(8時半頃・12~14時頃・16時半~18時頃・22時頃)これを繰り返し、最初にもらって残っている飲み薬も1日3回召し上がっていただき、なるべく様子を見てツンツンさせないようにするようにしてました。
また、なるべくチンが乾燥しないように24時間加湿器をラッピー先生のケージ横でかけ、暖かい日が多かったので発情しないようにお部屋のカーテンもほんの少ししか開けないようにしてました。暖かいので昼間はエアコンを消し、夜だけ20度の設定でかけてました。
11月12日(金)
なぜかこの日、昼すぎくらいに一度様子を見るとチンが皮の中に収まっていました!が、喜んだのも束の間夕方くらいにまた見ると再びチン脱していました…(ガックシ)。どうもチンがそのときの調子で上下しているのか、見るタイミングによって出ている具合が少し変わってくるようになってきました。軟膏やオリーブオイルの効果か乾燥した感じは少しよくなってるようです。

この頃になると、ツンツンしていると飼い主二人が全力で止めにかかるのでラッピー先生もどうやらツンツンしてはだめらしいということがなんとなくわかってきたらしく、飼い主がいる前では一瞬ツンツンしそうになるものの視線を感じて気まずそうにやめる…というご様子が見られるようになりました^^;
ラッピー先生にストレスを与えてしまい申し訳ないですが、こればっかりは仕方ないのです…!ご理解くださいラッピー先生。
温度管理やカーテン閉め切りの効果か、このあたりは発情することもほとんどなく過ごせるようになってました。
11月15日(日)
すみません13日~14日の写真がなかったのですが、大体上記の感じで軟膏、加湿、温度管理、ツンツン止めるを繰り返してました。
15日の様子はこんな感じ。

チンの出ている範囲は少ないものの、皮の部分がだいぶ腫れているのか通常時よりだいぶ大きい状態です。皮の後ろ側にも噛んだ傷跡のかさぶたができてます。
11月16日(月)
この日、またチンが皮の中に収まってくれました!

また前回のようにすぐ出てきてしまう可能性もあるのでぬか喜びはできませんが、チンの先っちょが閉じずに下から見ると先頭が少し出ている状態にまで収まってくれてます。チンが収まるとラッピー先生のツンツンもほとんどなくなってきて、新しい傷跡ができることもなくなりました。
11月17日(火)
次の日も引き続きチンが収まってくれるようになりました!

先生からは1週間後を目安にまた来てくださいと言われてたのですが、大分よくなってきてこのまま自然に治した方がよさそうだなと思ったので、病院に電話してその旨を伝えるとではそのまま軟膏を続けてまた出てきてしまったら来てください、とのことでしたので、自宅で治療を続けることにしました。
正面と後ろ側に大きなかさぶたができてるので、それを治すのと完全に先っちょが閉じるまで軟膏&オリーブオイルを続けますが、1日3回に戻すことにしました。たしかこのあたりに飲み薬は使いきったと思います。
11月19日(木)

18日の写真なかったのですが、引き続き1日3回軟膏タイム、温度管理をしていたら先っちょは閉じないもののだんだん皮の腫れがひいて小さくなってきた気がします。
ツンツンもすっかりしなくなり、元気も完全に元に戻って食欲旺盛で相撲もしまくりと体調は完全に元に戻りました!ここら辺から温度も湿度も高かったので、エアコンも加湿器も止めてました。
11月20日(金)
こちらが今日のご様子です。

ちょっと見づらいんですがかさぶたも大分よくなって、皮の腫れがひいて小さくなってきてます。後ろ側にまだ少し目立つかさぶたがありますが、そちらもよくなってきて触った感じも柔らかくプニプニと以前の感じに戻ってきました。
ずっとチーズちくわの断面みたいな感じで、なかなか先っちょが閉じないのが気になってたのですが、今日の夜軟膏を塗る際に覗いたところかなり?ほとんど?先っちょが閉じてきているようでした!(ラッピー先生が怒るので一瞬しか見れず)
というわけでかなり長くなってしまいましたが、ペニス脱になってしまったものの今は大分よくなって完治も間近かな?という感じです!
今は飼い主たちが二人とも在宅ワークなので、こまめに様子を見たり軟膏をぬったりできたので、それがかなり助かりました‥

ちなみに今日はラッピー先生のケージを大掃除して、100均で(300円でしたが)かわいいマットを購入してきました!

ついでにめちゃくちゃ小っちゃい木製クリップがあったので針金を通して取り付けてみました♪チン脱中はあまりツンツンしないようにこういうおもちゃを付けてラッピー先生の気をそらしたりもしてました。
この数日連日20度越えでかなり暖かいのでエアコンいらずでしたが来週からまた寒くなるみたいなので温度管理に気をつけたいです。
また今後のチンの様子もアップしたいと思います!デグー先生のペニス脱は結構よくあるみたいなので、ちょっとでもお役に立つと嬉しいです。